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年金未納問題が小泉総理にまで及んでいますが、これを未納と呼ぶのはいかにも乱暴だと思います。義務化されて以降は大臣在任中も支払っていますし、40年前の予備校生の時代をけしからんと言うなら、誰も国政を担当する資格はありません。
かく言う私に対しても、マスコミ各社よりアンケートをいただいておりましたが、自民党としてはこの種のアンケートには原則答えないという基本方針がありましたので、回答が遅れましたことをお詫び申し上げます。
私の国民年金の納付状況につきましては、1986年 4月~ 2002年 2月までの 15年 11ヶ月分の未加入期間がありました。原因は歳費から毎月 10万円以上天引きされている議員年金には厚生年金と同様の機能 (厚生年金や共済年金には国民年金部分が含まれています) があるものと勘違いしていたことです。サラリーマン、秘書時代と違って、国会議員は議員年金と国民年金の両方に入らなければならないことに気付きませんでした。心から不明を恥じ、深くお詫び申し上げます。
善後策としましては、金利等のペナルティーを加算した上で未納付金額を全納することができればと思います。
また、この間一度も社会保険庁から督促が来なかったことも気が付かなかった原因の一つであり、督促を徹底することが未納防止策になると思います。今後もそうした改善策に取り組んでいきたいと思います。
どういう理由があるにせよ、私の不手際であり、改めてお詫び申し上げます。