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いよいよ2週間後には第126代天皇陛下が即位され、新元号・令和がスタート致します。最初の元号は大化で紀元645年だそうですが、総理がどこかで日本の1400年の歴史と言われたのは元号を起点としておっしゃったのでしょう。そもそも浅学な私は神話の世界と言われている紀元前660年の神武天皇の御代からあったものだとばかり思っていました。少なくとも存在したと伝えられている最古の天皇、10代崇神天皇の時代には既に元号はあったと思っていました。
令和は「思いやりが集う中で文化が育まれる」という種の説明を総理がされたと記憶しておりますが、古典の由来はともかく、受ける印象は京都大学IPS細胞センターの山中教授の感想がとても印象に残りました。曰く、「令和の和は伝統的に使われてきた漢字であり、令は初めて使われる漢字。まさに伝統とチャレンジ。これからの日本を指し示す姿のようです。」というような意味合いだったと記憶しています。私は選挙対策委員長として自民党のイメージ戦略やインターネット広報を直属のチームで取り組んでいますが、まさにこのテーマが「伝統とチャレンジ」だったのです。令和のスタート、5月1日から自民党の新ブランディング戦略たる広報戦略がスタートします。伝統を踏まえながらチャレンジングなものになります。
さて、世界経済の減速リスクがG20財務大臣会合でテーマとなりました。米中貿易摩擦による中国経済の失速予測が不安要因となっています。 先日、トランプ大統領の最初の首席補佐官を務めたプリーバス氏の表敬を受けました。同氏から「今回の訪日で一番興味深い対談だった」と言われ、30分の予定が50分近くになり、私にとっても大変興味深い会談になりました。その中で彼が米中貿易摩擦の見通しを、貿易赤字の解消に向けてのディールは近々成り立つと思うが、知財盗用やデジタル覇権のようなアメリカの競争政策の根幹に関わる部分は長期の冷戦状態が続くだろうとの解説でした。私がかねてからこのレポートや各地での講演で話していることと同じ認識でした。だとすると、米中貿易摩擦による世界経済の減速は急激にブレーキがかかるようなものではないと思います。しかし、米国の景気が間もなくピークアウトを迎えるとの観測と重ね合わせれば、政府が消費税引き上げと同時に行う景気対策はその規模と効果をしっかりと見極める必要があります。そういう意味では5月の中旬に平成30年度第4四半期GDP統計(2019年第1四半期統計)が発表されますが、これも注視することが必要です。更には、中国は景気対策として大規模な減税を行いますが、その効果も合わせて総合的に見極める必要があります。
平成のスタートは昭和天皇崩御の後に国民が喪に服している中で迎える元号でありましたが、令和は今上天皇がご健勝で迎える新元号であり、国民こぞって心から新時代の到来を喜び合えるという環境は今までになく、世界とは異なる経済環境が出来るはずです。加えて地方創生の抜本策がその芽を出し始めました。私は安倍内閣が発足以来、イノベーションが間断なく発出する“エコシステム”の創造を政策目標の一つとして取り組んで来ました。シーズの種の創造の他、大学と実用化の拠点、企業とを有機的に繋げていく取り組みです。その為に両者のマインドを変える。大学に“経営という理念と仕組み”を持ち込む。企業側にも“大学の活用”という経営戦略を立てさせる取り組みです。弘前大学や三重大学等々、芽が出始めました。
今週の出来事「日本の家庭は平和?」
麻生副総理は、何か人に頼み事をした後には、丁寧な自筆の礼状をよこされます。(しかも筆で書かれるものですから達筆(?)で読めない箇所もあります。)
副総理の多忙なスケジュールではなかなか出来る事では有りませんし、感服している旨を夫人に伝えた所 「へたっくそな字なのにね。」「. . . . 。」
(ちなみに夫人は書道家の様な綺麗な字を書かれます。)
思い出したのは、安倍総理の鉄板スピーチ「家庭の幸福は妻への降服」
我が家?そう言えば、この間まとめて買っといた白旗、もう使い切っちゃったなぁ。また頼まなきゃ。
アマゾン?ん?・・・在庫切れ?!(笑)