月曜夜から木曜夜まで、およそ東京の議員宿舎に帰るときには、毎晩数名の幹事長番記者 (山崎拓幹事長専任担当記者) に夜討ちをかけられます。帰宅が 12 時を過ぎようとも、必ず待ち受けていますのでいささか閉口しますが、連日の取材に応じてあげることもスムーズな国会運営に必要な要素であり、執行部たる私の役目の一つです。

さて、目下の記者さん方の最大関心事は、田中真紀子氏の秘書給与疑惑問題です。幹事長の指示を受けて、自民党政治倫理審査会の林義郎会長と私が立会い、田中真紀子氏から事情聴取をする段取りを当初は取りましたが、面会するとなると、テレビのワイドショーの餌食になることもこれあり、プライバシーも考慮の上、まずは書面での聴取といたしました。党の職員に質問書を田中真紀子事務所まで持参させ、｢受け取った、受け取らない｣のトラブルが発生しないよう、手渡した相手側の名刺も受け取らせてきました。

回答期限は 1 週間後です。

次号でその後の顛末をお知らせすることができると思います。